訣別した朋友

月末に女の子と出かける予定が入った。っつか、デート、か、これは。
ちなみに妹じゃないよ。残念でした。好きな子ってワケでもないけどナー。
襲われない様、気をつけねば。
　

今日もまた旧友からキモメールが来たので、全部晒。

K「N子のメアド知らない？」
俺「知らない」
K「H人クンなら知ってるかな」
俺「知らないって」
K「誰でもいいんで、知ってる人いたら聞いてみて」
俺「はぁ…」

K「N子のアドレス分かった？」
俺「いいや」
K「他に知ってる人いないの？」
俺「わからんねぇ」
K「Mの友達に知ってる人いないか聞いてみて！他に知ってる人いないの？N恵とかさ」

俺「Mには心当たりないってさ。N恵のアドレスはそもそも知らない。他をあたってくれ」
K「他に知ってそうな人いないもん」
俺「本人に聞いたら？」
K「本人って？」
俺「N子」
K「番号も知らないし、昔のアドしか知らない。」

俺「実家は？」
K「知らねぇ。前にN子のアド知ってるやつに聞いたら受信拒否された。マジウゼー！！」

俺「知って、どうするの？」
K「会う」
俺「…同級会でも催したら？」
K「俺、そんなガラじゃないじゃん？」

俺「…そうか。まぁ分かったら教えるよ」
K「あっそ」

ピッピッピッ(「受信拒否を設定しました」)
　
色々尋ねまわった俺に、礼も労いも全くナシか…
N子も可哀想に。もぅ彼は立派なストーカー候補です。

　
昔はとても仲良かったし、イイ奴だったんだ。
それが、こんな風に変わった。そう感じるのは、俺も変わったからなのかもしれない。
もしくは、長く付き合っていると、綻びが見え始めるのだろうか。
すごく、ものすごく悲しい。
もう誰にも変わらないで欲しい。俺も変わりたくない。少なくとも、悪い方には。
そして、これ以上好きだった人を嫌いたくないし、嫌われたくもない。

さようなら、K。